2016年はうるう年!でも、うるう年って何?
2016年はうるう年です。
漢字で閏年と書きます。
そして、うるう年はオリンピックがある年でも
ありますよね?
でも、そもそも、うるう年って何なのでしょうか?
うるう年って何?
誰でもご存知だとは思いますが、
2月が29日まである
月の年のことを言います。
しかも、4年に1回しかありませんので、
貴重な年ですよね?
どうして、うるう年があるの?
単純に暦の関係なんですね。
現在、1年は365日あります。
つまり、地球は太陽のまわりを365日かけて
一周するのですね。
しかし、毎年、365日で暦をまわすと
なんと、暦と季節が徐々にズレてくるのですね。
ということで、
紀元前46年にユリウス暦というものが
出来上がり、
1年は365.25日にし、
4年に1回はうるう年と定め、
その年は2月を1日増やしたのですね。
もう、そんな古い時代から、
1年は365日と4分の1日あるということが
判明したということが
個人的には凄いことですが。
まだ、時代的には原始的な文明だと思うのですが。
どうも、古い時代から星を観測する研究は
されていたようです。
おそらく、星を観測することで、
1年が何日あるか分かったのでしょうね。
古代エジプトから1年は365日と
定められていたそうですよ。
ただし、うるう年はまだ無かったそうです。
実はうるう年が発生しない年がある?
そうなんです。
実は4年に1回のうるう年がない年もあるんです。
現在、暦はグレゴリオ暦が各国で
採用されています。
しかし、そのグレゴリオ暦、
400年に97回のうるう年を
設けると決められています。
なんと、 97回 です。
100回ではありません!
つまり、そのうちの3回は、うるう年が
発生しないのですね。
その発生しない条件っていうのが、
- 100で割り切れる年は平年。
- しかし、400で割り切れる年はうるう年。
つまり、こないだの2000年の時は
うるう年なのですが、
次の2100年ではうるう年ではないと
いうことですね。
この記事を書いているのが2016年ですので、
2100年は当分先ですが、
きっと、メディアで大いに話題なりそうな
気がしますね。
2月29日が誕生日の人はどうなるの?
最後に蛇足的な内容になりますが、
子供の頃、気になりませんでしたか?
誕生日が2月29日の人は
どうなるのだろうかと。
子供の頃、友人と冗談で
「2月29日誕生日の人は4年に1回しか
誕生日がないから、ウチらが12歳だったら、
29日誕生日の人は3歳だよね」
みたいな会話があったのを覚えています。
で、実は法律上、
うるう年でない平年は
2月28日が誕生日になるとのことです。
今回はうるう年のお話でした。
2月29日については下記のページをご覧ください。