霧の発生条件って何でしょう?
たまに夜中や明け方に外に出てみたら、
霧が発生していて
なんじゃこりゃ?って思う方は
いらっしゃいませんか?
そんな霧の発生のメカニズムについて
ご説明しましょう。
霧とは?
見た感じで言うと、景色が白くなり、
あたりがもやもやして、視界が悪い状態を指します。
酷いと、あたりが白くて、100メートル先すら
見えなくなります。
言葉を言い換えると、
水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態を指します。
雲の中にいるのと同じと考えて良いと思います。
登山する方ですと、頻繁にそういった光景に出くわすので、
分かると思いますね。
霧が発生する条件とは?
雨が降ると、空気中の水蒸気の量が多くなります。
雨が降ると、湿度も上がるので、
お分かりかと思います。
その後、温度が下がり、水蒸気の量が限界に達すると、
水蒸気が水滴に変わり、霧になるのですね。
つまり、
- 空気中の水蒸気の増加
- 気温の低下
これらが霧の発生する条件になります。
ということは、雨が止み、気温が下がると、
霧が発生する確率が上がります。
なお、発生しやすい季節や時間帯があります。
- 夜中や明け方
- 夏より冬
また、盆地でも霧は発生しやすいです。
風が弱いと、水蒸気が逃げないので、
長く滞留しやすいといえますね。
これらに注意してみれば、霧を見ることが
できるかもしれませんね。
霧の注意点
霧になった時、場合によっては、
十分に注意しなければいけないケースも
考えられます。
車の運転の場合
視界がものすごく悪くなるので、
慣れていないと、運転が
命がけになりますね。
そういった場合は、運転しないのがベストでしょうが、
そうも言ってられないですよね?
では、押さえておくべきポイントを
あげますね。
- 速度を落とす
- ロービーム(下向き)でヘッドライトを付ける
- ハイビーム(上向き)は厳禁!霧に乱反射して危険!
- 可能ならフォグランプも付ける
- 前の車の尾灯やセンターライン、ガードレールを目安にして走る
- 窓を開けて、まわりの車を耳で確認
以上になります。
十分に気をつけて、走行するようにしましょう。
登山の場合
その場で動かず待機したり、最悪、ビバークつまり野営して
霧が晴れるのを待つのがベストといえます。
なぜなら、下手に動くと遭難する恐れがあるからです。
また、通常の登山コースなら
道が分かりやすくなっているので、コースから
外れていなければ、大丈夫でしょうが、
油断は禁物ですね。
さらにケルンを参考にして、進むのが良いでしょうね。
地図とコンパスは必需品なので、必ず所持しておきましょう。
以上、簡単にご説明しましたが、
登山は命がかかわるくらい危険なものですので、
詳細は専門の書籍やサイトを参考にしてくださいね。
まとめ
最近、都心で霧が発生するということで
話題になっていますね。
実際、凄い霧だったりするんで、
びっくりしますよね?
登山では霧はなじみ深いものでありますが、
場所によっては、霧はまれにしか見られないですよね?
霧が発生しているときの車の運転は十分に注意してくださいね。