2016年の爆弾低気圧とは?原因が気になる!台風との違いとは?
近年、異常気象のせいか、
ゲリラ豪雨の多い日本ですが、
最近では爆弾低気圧なる用語も
あるようです。
ニュース等で聞かれることが
あるのではないでしょうか?
では、爆弾低気圧について
ご説明しましょう。
爆弾低気圧とは?
急速に発達した温帯低気圧のことを言います。
マスコミ等では、「爆弾低気圧」と
表現していますが、
気象庁は使用していないですね。
気象庁では、
「急速に発達した低気圧」と
表現されています。
感覚としては熱帯低気圧や台風に
近いのですが、
発生する場所が違います。
熱帯低気圧は、熱帯で
発生することから、
日本より南で発生します。
爆弾低気圧は、日本と同じ緯度か
それより上の地域で
発生しますね。
台風と異なり、
広い範囲で暴風雨が
降ることもあります。
また、発生する時期も
台風と異なります。
日本での爆弾低気圧の発生時期は
- 10月から1月までの冬の時期
- 2月から3月の春一番の時期
となっています。
逆に言うと、この時期は、
天気でそういった低気圧が
発生したら、外出には
十分注意する必要がありますね。
爆弾低気圧が発生する原因・メカニズムとは?
さて、爆弾低気圧が発生する原因についてです。
原因とは、
温帯低気圧が急速に発達すると、
爆弾低気圧になることがあります。
定義で言うと、
急速に気圧が低くなることを指します。
また、熱帯低気圧は、
急速に発達するのは普通のため、
爆弾低気圧とは呼びません。
まあ、熱帯低気圧が発達すれば、
台風になってしまいますしね。
爆弾低気圧と台風の違いは?
爆弾低気圧と台風の違いについてです。
爆弾低気圧も大雨に加え、
暴風が加わると、台風並みの
被害をもたらすことがあります。
ですので、普段生活するうえでは、
一種の台風と捉えても良いかと
思います。
ただし、やはり、違いがありますよね。
違いについては
- 温帯低気圧が急速に発達⇒爆弾低気圧
- 熱帯低気圧が急速に発達⇒台風
になります。
ただし、爆弾低気圧の定義で
風の強さは関係ないことだけ
注意しておきましょう。
また、発生時期も異なりますね。
- 爆弾低気圧⇒冬から春にかけて
- 台風⇒夏から秋にかけて
ということです。
って、考えると、
年中強烈な雨が降ることがあると
いうことですね。
冬はあまり雨は降りませんが、
気は抜けませんね。
まとめ
2012年4月には、台風並みの
爆弾低気圧も発生しています。
低気圧もここまでヒドいと、
交通関連も電車のダイヤが乱れたり、
運転見合わせになったりして、
首都圏なんかは大混乱になりますよね。
また、風が強いと、傘も壊れてしまいますし。
最近はテレビを見ない方も
いらっしゃると思いますが、
そういった場合も、ネットで良いので、
日頃から天気予報はチェックしておきましょう。