母の日になぜカーネーションを贈るの?その由来とは?
「母の日」は毎年、5月の第2日曜日となっております。
ちなみに2016年は5月8日です。
さて、そんな母の日に毎年、カーネーションを贈る方も
多いのではないでしょうか?
では、なぜカーネーションを贈るのでしょうか?
ご説明しましょう。
起源はアメリカなのです!
母の日にカーネーションを贈るのは、アメリカから始まりました。
それを日本が輸入したということですね。
さて、そんな起源なのですが、
1907年にアンナ・ジャービスさんが、亡くなった母親を偲び、
教会で記念会を開いて、母親が好きだった白いカーネーションを贈ったのが
起源とされています。
また、アンナ・ジャービスさんは友人たちに「母の日」を作って、
国中で祝うことを提案しました。
その働きは、アメリカ全土に広がり、当時の大統領ウィルソンにも
届きます。
それがもとで、ウィルソン大統領が1914年に「5月の第2日曜日」を
「母の日」に制定して祝日になりました。
なんと、アメリカでは祝日なのですね!
日本はいつから?
日本で最初に母の日が行われたのは、明治時代と言われています。
しかし、本格的に定着したのは、昭和時代からです。
アンナジャービスさんから青山学院にメッセージが届き、
当時の青山学院の女性宣教師たちが熱心な働きかけました。
また、1931年(昭和6年)に大日本連合婦人会が結成され、
それがきっかけで皇后の誕生日の3月6日が母の日と定められました。
しかし、当時の母の日はそれほど普及しなかったので、
1937年(昭和12年)に森永製菓が
「森永母の日大会」と称したイベントが豊島園で
開催されました。
これを機にようやく、母の日は各地に広まりました。
最終的には1949年(昭和24年)にアメリカに倣って、
5月の第2日曜日に定められました。
カーネーションは何色を選べば良いですか?
日本では、赤やピンクが一般的なので、
それを選ぶのがベストです!
アメリカのアンナジャービスさんは
白のカーネーションを贈りましたが、
これは亡くなっている母親を偲んで、
贈ったものです。
実際に、白いカーネーションを贈っては
ダメですよ!
ちなみにアメリカでは、
母親が存命している場合は「赤」のカーネーション、
母親が他界している場合は「白」のカーネーションを
贈るようですね。
まとめ
年に一度の母の日。
やっぱり、自分を大事に思ってくれる母親が
いるのでしたら、感謝の気持ちを込めて、
こういった記念日にプレゼントを
してあげるのはとても良いことだと思います。
親元から離れて暮らすようになり、
年を取れば取るほど、こういった
親孝行の大切さが分かってくると思います。
ぜひ、あなたも親孝行のひとつとして、
母の日にプレゼントを贈ってあげてくださいね。
なお、下記に4月から6月までをまとめたページがあります。
他の記念日もご紹介しておりますので、
よろしければ、ご覧ください。