夏休みの宿題の読書感想文が書けない!そんな時は?

読書

夏休みになると、小学校・中学校・高校を問わず、読書感想文という
夏休みの宿題・課題があると思います。

まれに読書感想文を書くのが得意という方もいらっしゃいますが、
書くのが苦手な方もいらっしゃいますよね?

ここでは、苦手な人でも何とか書けるよう、
いくつかアドバイスをしてみますね。

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最初に準備が必要です。

宿題や課題をする男の子

読書感想文を書く前に、 準備 が必要です。

この準備をきちんと行なうことで、
実際に書くときに、スムーズに進むことができますので、
結果的に短時間で終わらすことができます。

読書感想文の課題は実際に好きでもない限り、
嫌々やることが多いのではないでしょうか?

では、その準備とは?

  1. 読書感想文を書く対象の本
  2. 付箋(ふせん)
  3. メモ用紙
  4. 原稿用紙

まず、この4つが必要です。

最初からきちんと準備しましょう。

では、この4つについて、順番にご説明しますね。

1、本を選んで用意します

読書感想文の本を決めるわけですが、
学校によっては、最初から決められた中から選ぶ場合も
ありますね。

もちろん、自分が読みやすく、面白そうなものを
選びましょう。

筆者の場合、図書館に行って、これ、面白そうだってものを
選んで書きましたね。

ここで、重要なのは、

主人公に共感できる話かどうかが大事です。

パラパラ読んだりして、あらすじを多少確認しておいた方が
良いかもしれません。

間違えて好きでもないのを選んでしまうと、
実際に原稿用紙に書く際に苦痛になり、
何も書くことができなくなってしまう恐れがあります。

また、あまり長編を選ぶと、読むのが大変になるので、
短編か中編のものを選ぶのが良いですね。

2、付箋(ふせん)を準備しておきます。

付箋を準備しておくと、実際に書く際に、
スムーズに書くことができますので、
時間短縮になるのです。

文具屋さんやコンビニ等で
買っておきましょう。

ちなみに使い方ですが、

本を実際に読んでみて、

  • 面白かった場面
  • 気になった場面
  • 主人公の心情が書かれている場面
  • 主人公に共感できた場面

を見つけたら、そのページに付箋を貼っていく
作業をするだけです。

つまり、 気になったシーンのページに
付箋をペタペタ貼っていけば良いということを
頭に入れておきましょう。

これをする目的は
気になったシーンやエピソードを読み返すときに、
すぐにページが探し出せる大きなメリットがあるのです。

3、メモ用紙も一緒に準備しておきましょう

まず、メモ用紙はルーズリーフでも構いませんし、
プリント用紙でもOKです。

感想を記入するメモとして、使用します。

したがって、何でも良いので、
付箋と一緒に白紙の用紙を準備しておきます。

下書き用に使用するものと考えれば
良いでしょう。

4、原稿用紙も最初に準備しておきましょう

まれにコンビニで売っていないこともありますので、
あらかじめ、文具店や100円ショップやスーパー等で
購入しておきましょう。

夏休み最終日の夜に買おうとして、「どこにも売ってねえ!」
みたいにならないようご注意ください。

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読書感想文の書き方

原稿用紙

原稿用紙の書く枚数によるのですが、
枚数が少なければ、4段落でOKです。

つまり、起承転結というものですね。

  1. 書き出し(選んだ本のきっかけ等)
  2. あらすじ
  3. 自分がなにかしら思ったことや共感できたところ
  4. まとめ(感想文の締め)

こんな感じで書いていけば、
実は文字が結構埋まっていくものです。

まず、本を選んだきっかけや惹かれた理由を
書きましょう。

また、本を読み始めた第一印象でも良いでしょう。

次にあらすじと自分が思ったことや
感じたことをを書いていきます。

2と3の部分が繰り返し書いていくのも
OKですよ。

最後にまとめです。

この本を読んで良かったみたいな内容や
自分が共感できたところをまとめたり、
物語のラストシーンについて書くのが
良いですね。

 

 文字が埋まらない場合

小学生の場合、そもそも書き方が
分からなかったりしますよね。

実際に筆者も学校で具体的な書き方は
教わっていないような気がします。

ですので、書き方が分からない場合は、

まず、書く前に
先ほどの4つの内容を簡単に
下書きしてみましょう。

その際、一番大事になるのは
先ほどの2と3になりますので、
読み終わった後に、付箋がペタペタ
貼られていると思いますので、
それをもう一度読み返し、
メモ用紙に思ったこと・感じたこと・
共感できたことを自分のことばで
記入していきましょう。

いきなり清書をするがごとく、
書いてしまうと、
うまく書けなくなってしまうものなので、
この作業が大事なのです。

つまり大事なのは、全体を考えて下書きをしてから、
原稿用紙に書くということですね。

ちなみにあらすじで文字数を稼ぐのが通用するのは
小学校までですよ(笑)!

 

読書感想文の注意点について

ここでは、筆者が子供の頃に書いて
失敗した点について、
ご説明します。

読書感想文とは、自分のことばで、
思ったことを述べる作文なのですが、
書いてはいけない内容があります。

  • 主人公を批判する
  • 内容をダメ出しする

つまり、否定するような内容の文章を
書いてはいけないのです。

極端な話、物語がつまらなくても
面白かったです的なことを
書かなければいけないのです。

また、主人公が好きになれませんでした
では、マズいわけです。

ということは、
この物語や主人公にこのように共感できました
と書けることが大事になってきます。

いやいや読書感想文を書こうとすると、
最悪このような内容になってしまうことも
ありますので、頭に入れておきましょう。

ちなみに筆者は主人公を否定するような
感想文を提出したら、その学期の国語の成績が
残念な結果になった覚えがあります。

 

まとめ

さて、何となく分かったけど、
やっぱり書けないなんて人も
いらっしゃるかもしれません。

その場合、読書感想文の例文や
コンクールの賞を取った方の文章が
ヒントになったりしますので、
「例文」や「コンクール」で検索してみて
ください。

そういった文章をたくさん読むことで、
書けるはずですので、
苦手でもあきらめずに頑張ってみましょう!

なお、夏休みの宿題自体が終わらないなんて方は
下記のページも参考にしてみてください。

夏休みの宿題が終わらない!どうすれば良い?

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