2016年の富士山の初冠雪はいつ頃?観測方法とは?初雪との違いは何?

富士山

夏を過ぎて本格的に秋に突入すると、
初冠雪が色んな山々で観測されます。

毎年、観測される日にバラツキが
ありますが、だいたい10月に
なることが多いです。

しかし、初冠雪って何って
思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、初冠雪というものを
ご説明しましよう。

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初冠雪とは?意味が気になる!

富士山

初冠雪とは、

夏を過ぎてから
(正確には、その年の最高気温の日を過ぎてから)
初めて山の頂上に雪が積もることを
言います。

ポイントは、
山頂に雪が観測できれば、初冠雪ですよ
ということです。

この言葉がニュース等で
聞けるようになると、
「もう秋なんだなあ」って
感じられるのではないでしょうか。

 

初冠雪の観測方法とは?

初冠雪の観測方法はどうやって
行うのでしょうか?

機械を使って測定するのでしょうか?

実は、目視です。

つまり、麓にある気象台や測候所から
対象の山の頂上を見て、
山頂が白くなっていれば、
冠雪なのです。

初めて山頂が白くなって入る日が
確認できれば、
その日が初冠雪という日に
なります。

なんか、観測がずいぶんと
アナログ的なんですね~。

ちなみに、雲等で山頂が見えないと、
実際に雪が積もっていても、
その日はノーカウントになります。

また、決められた気象台から
目視で観測されないと、
やはり、ノーカウントです。

え~?

すごくアバウトですね~。

では、天気が悪い日が続くと、
実際に雪が積もっていても、
初冠雪の日が遅くなってしまいますね。

というか、初冠雪って、
ずいぶんと適当な感じなんですね。

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富士山の初冠雪っていつ頃なのでしょうか?

富士山

初冠雪っていうと、富士山が有名ですね。

実際に富士山に雪が
積もったのが確認されると
初冠雪ということで、
ニュースになりますね。

そりゃ~、日本で一番有名な山
ですからね~。

地元の人しか知らないような
山の初冠雪を
ニュースにしても
あまり意味は無いですし。

さて、2016年の富士山の
初冠雪はいつ頃なのでしょうか?

平年は 9月30日 となっています。

この日を基準に、前後の日に
なることが多いということです。

ちなみに、2016年は
夏が終わってから、
9月25日に初めて、
山梨県富士吉田市
富士山の山頂の雪化粧が確認
できましたが、
甲府地方気象台から目視できない
ということで、
この日は初冠雪には
なりませんでした。

あくまで、気象台から
確認できないと
ダメのようですね。

なんかおかしな話ですが。

 

さて、富士山の初冠雪なんですが、
過去の記録を確認してみると、
だいたい9月か10月が多いですね。

今年は10月が予想されると思います。

ちなみに過去の記録を見てみると、

一番早かった日
8月9日(2008年)

一番遅かった日
10月26日(1956年)

となっています。

 

最近の記録では

  • 2015年 10月11日
  • 2014年 10月16日
  • 2013年 10月19日
  • 2012年 9月12日
  • 2011年 9月24日

となっていますね。

 

しかし、2008年はある意味早すぎですね。

まだ真夏の時期です。

きっと、近年の異常気象が原因なのでしょうね。

 

初冠雪と初雪の違いとは?

気象庁や各地の気象台が発表する
「初雪」の定義はこうあります。

その冬の最初に雪か、みぞれによる
降水があった場合を初雪と
するとのことです。

ですので、この場合、
観測所で計測されていますので、
初冠雪の目視と
大きく異なります。

要は観測方法が
違うだけです。

つまり、

初雪――計測
初冠雪―目視

ということなのです。

どちらも初という意味では
一緒ではあるのですが。

参考⇒北海道の札幌の初雪はいつでしょうか?予想が気になる!

 

まとめ

初冠雪のニュースがあると、もう秋
なんだなあと感じさせます。

そして、10月末にハロウィン。

11月になると街では
クリスマスの演出が始まり、
もうすぐ年末かぁって
感じです。

今年も残りが少なくなって
きましたが、有意義に過ごしたいものです。

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