岩崎瀧三の出身と経歴は?食品サンプルの作り方と第一号の料理とは?

食品サンプル

9月12日にGoogleのトップページのロゴがいつもと違ったものになっていましたが、
お気づきでしょうか?

岩崎瀧三さんの生誕121周年ということで、
こういった演出がされたようです。

岩崎瀧三さんって誰?

って思う方もいらっしゃいますよね?

岩崎瀧三さんは食品サンプルの生みの親です。

今回は岩崎瀧三さんについて、色々と調べてみました。

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岩崎瀧三の経歴とは?

プロフィール

  • 名前:岩崎瀧三(いわさき たきぞう)
  • 生年月日:1895年9月12日
  • 出身地:岐阜県
  • 設立した会社:食品模型岩崎製作所
  • 設立した年:1932年(昭和7年)
  • 事業の内容:食品サンプルの製作

岩崎瀧三さんは、食品サンプルの第一人者や生みの親と
言われていますが、
実は食品サンプルの発明者ではありません。

この頃、すでに百貨店では、レストランのショーケースでは、
メニューのレプリカが展示されていました。

しかし、日本で食品サンプルの事業化に初めて成功した人として、
知られていますね。

ちなみに食品サンプルの発明者というか、
見本と呼ばれるものを初めて作られたのは、
1903年(明治36年)、須藤勉が作ったものでした。
当時、百貨店のレストランでは実物を
並べていましたが、当然すぐに痛んでしまうので、
どうにかならないか?と須藤勉さんに相談を
持ちかけられたのがきっかけでした。

さて、海外に行かれたことがある方は
お分かりかと思いますが、
食品サンプルの文化はアジアだけなのですね。

というか、発祥が日本なのです!

海外のレストランに行くと分かりますが、
メニューを見ても、文章しか書かれていないので、
全然よく分からない。

なので、ウエイターさんかウエイトレスさんに
訊くしかありません。

当然、外国語ができないと、どうしようも
ありません。

ですので、これでいいやって注文すると、
あれ?予想してたものと違った。ははは(汗)。

みたいなこともありますね。

なんか、筆者の経験談みたいになってしまいましたが。

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初めて作られた食品サンプルとは?

オムレツ

岩崎瀧三さんが始めて製作された食品サンプルは
オムレツでした。

とはいえ、すぐに完成できたものではありません。

幾度も失敗を繰り返しながら、試作に取り組み、
第一号が完成されました。

ちなみに、このサンプルは「記念オム」と
名づけられました。

名づけられるだけ、精巧にできあがったでしょうね。

こうして、第一号の「記念オム」が作られた後、
食品サンプルという事業が成り立つと確信したのでしょう。

1932年(昭和7年)に食品模型岩崎製作所を創業しました。

これがきっかけで、食品サンプルが普及することとなりました。

 

食品サンプルの作り方とは?

初期の食品サンプルは実物を寒天で型取りをして、
蝋を流し込んで作られました。
色は絵の具が使われました。

代表的な作り方は、型を作って、
パラフィン(蝋)を使うことですが、
合成樹脂も使われています。

 

まとめ

日本では当たり前の食品サンプル。

最近では、携帯ストラップでも見かけるように
なりましたね。

日本ってたまに、
海外に無い面白い独自の文化が
発祥されますね。

とはいえ、レストランに入る前に、
ああいった食品サンプルが展示されていると、
お客様側からすると、大変助かりますよね。

というか、お店に入る気になりますね。

逆にああいった展示が無いと、
逆に入るのに、勇気が必要になります。

お客様目線の商売は、ずっと昔からあったようです。

こういったささやかな気配りの凄さが日本という
ところなのでしょうね。

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