ベーシックインカムは日本でも導入されるかなあ?

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最近、ベーシックインカムという言葉が話題に
なっています。

ニュースとかで聞いたことありませんか?

海外で導入するかどうか議論されているようです。

では、実際にベーシックインカムがどういうものか
ご説明しましょう。

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ベーシックインカムってなあに?

凄く分かりやすく説明すると、

国から毎月、一定の金額が各個人に支給されるというもの

です。

つまり、働いていようと働かなくてもお金が
もらえるわけです。

なんか、夢のような制度とは思えませんか?

そんな制度が実際に実現できるかもしれないのです。

 

実際に検討している国がある!

実際に本格的に検討されている国があるのですね。

最近、ニュースでも話題になっています。

そんな国とは?

 

1、フィンランド

2016年春から検討を始め、
2017年に1年または3年程度の実験が行われ
支給額は800ユーロ(10万円くらい)
といわれています。

2、スイス

2016年の夏に国民投票で可決されるとのこと。
支給額は毎月2500スイスフラン(約30万円)
子供は625スイスフラン(約7.5万円)
決められています。

えっ?すっごく高くないですか?

って思ったかもしれません。

スイスは物価がものすごく高いので、
実際には妥当な金額だと思います。

ちなみにスイスの最低賃金が毎月3500スイスフランの
ようですよ。

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メリット

1、貧困対策

ワーキングプアの人たちが救済が期待できます。

2、少子化対策

世帯ではなく、個人で支給される為、当然、
家族の人数が多ければ、支給される額も増えます。

3、余暇の充実とブラック企業の矯正

毎月、支給される金額によっては、ブラック企業に
しがみ付く必要もなくなります。
毎月、300時間働いて、月給20万ということも
なくなります。
それだったら、極端な話、
120時間働いて、月給10万もらって、
ベーシックインカムの分と合わせて、
余暇を充実させて方がいいのでは
という考えもできますね。

 

デメリット

もちろん、デメリットも考えられるわけです。

1、働かなくなる人が増える

ベーシックインカムだけの収入で生活できたら、
そんな人も増えるかもしれませんね。

でも、実際にどうでしょう?

家賃・食費・光熱費・通信費だけ払って終わりでは、
必要最低限しか生活できないでしょう。

個人的にはアルバイトする人が増えると思うんですけどね。

実際に導入された例は無いので、
どうなるか分からないのが実情ではないでしょうか?

 

2、そんな制度があったら、国の財政が破綻する可能性が高い

ごもっともですね。
そもそもそんな予算をどうやって捻出するのか
という問題が発生するのですね。

実際には社会保障の予算を削減する必要はあるでしょうね。

 

日本で実現する可能性はあるのか?

では、日本で実現される可能性はあるのか?

現時点では残念ながら、ないでしょうね。

消費税増税どころか、
ありとあらゆるカテゴリーで増税の可能性が
出てきてますので。

しかしながら、将来的には本格的に議論される
可能性はあると思います。

まずは海外での動向をチェックしていたら
良いと思いますよ。

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